患者教育とエクササイズに割り当てられた参加者は
12週間で4セッション(0週、2週、4週、6週)の理学療法士による
介入を行った.
主には、1時間の患者教育と1時間のエクササイズが実施された.
また研究期間中に自宅でもエクササイズを行うように指導.
患者教育の内容は
膝OAの病態、リスク因子、治療、エクササイズ、自宅での管理方法
などを指導された.
また、ホームエクササイズを定着させるために、
膝OAに関する情報やエクササイズの冊子を配布した.
(冊子の詳細はフルテキストの添付資料を参照)
エクササイズの内容は
文献や先行研究に基づいて作成された.
エクササイズは以下の9種類で構成された.
・大腿四頭筋の等尺性収縮
・SLR訓練
・股関節伸展運動(腹臥位)
・大腿四頭筋のストレッチ
・ハムストリングスのストレッチ
・膝伸展運動(座位で重錘1kgを足部に装着)
・膝屈曲運動(立位で重錘1kgを足部に装着)
・前後への重心移動(立位で椅子を把持して)
・左右への重心移動(立位で椅子を把持して)
※ホームエクササイズは1回30~40分を週3回行うように指導
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