目的
腰椎椎間板ヘルニアによる神経根の圧迫の有無を調べるために用いる検査です
検査方法
- 患者は端坐位となり手は背部に置き、頭部や脊椎を屈曲位に保持します
- その姿勢を保持したまま患者は自動的に患側の膝を伸展させます
- 検査者は患者の足関節を背屈方向に力を加えます
陽性判定
患者が自動的に膝を伸展した状態または検査者が患者の足関節を背屈することで
痛みが誘発された場合に陽性となります.
評価精度
感度 | 特異度 | 陽性尤度比 | 陰性尤度比 | |
Majlesiら2008 | 84% | 83% | 4.94 | 0.19 |
Stankovicら1999 | 44~94% | 23~60% | ‐ | ‐ |
引用文献
- Van der Windt et al .Physical examination for lumbar radiculopathy due to disc herniation in patients with low‐back pain. The Cochrane database of systematic reviews.2010
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