今回は6歳~7歳の子供の偏平足に対するインソールの効果を
検証した論文を紹介しました.
結果としては
12週間のインソールを使用することで10m歩行速度、椅子からの立ち上がりテスト
QOLスコア(Transfer and basic mobility)が優位な改善を示しました.
12週間のインソール使用後は76.2%は症状が改善しており、
23.8%は症状は変化なしという結果とっています.
よって、短期的には症候性の小児の偏平足に対してのインソールは
効果的である可能性が考えられます.
しかし、フォローアップ期間がないため、長期的な効果は不明
となっている点に注意が必要です.
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