今回は急性のハムストリングス損傷患者に対して
一般的なストレッチや筋力トレーニングと比較してアジリティや体幹のトレーニング
がスポーツ復帰や再損傷の予防になるかを検証した研究です.
結果としては
アジリティと体幹のトレーニングをしたグループの方が
再損傷率が優位に低い結果となりました.
論文の著者の見解としては
神経筋コントロールエクササイズと体幹のスタビライゼーションが
再損傷予防には有効であると述べています.
一般的にハムストリングス損傷の再発は2週以内が多いと
言われているため、再発予防を意識したリハビリテーションプログラム
の立案が重要であると思います.
今回の論文を通してアジリティトレーニングと体幹スタビライゼーション
組み合わせが再損傷を減らすことに有効性であることが示されました.
コメント