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Anterior drawer test(前方引き出し検査)

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目的

前距腓靭帯の損傷を調べるために用いる検査です

検査方法
  1. 患者は背臥位となり、足関節は10~15°底屈位とします.
  2. 検査者は一方の手で踵部を把持して、他方の手で下腿遠位を固定します.
  3. 踵部をゆっくりと前方に引き出します.
陽性判定

健側と比較して前方への移動が過剰であったり、
end feel の消失が認められた場合に陽性となります.

評価精度
 感度特異度陽性尤度比陰性尤度比
48時間以内71%33%1.060.88
受傷後5日96%84%6.00.05

van Dijk CNらより筆者作成

引用文献
  • van Dijk CN el. Physical examination is sufficient for the diagnosis of sprained ankles.The Journal of bone and joint surgery.1996

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