CPRで4つ全て当てはまる腰痛に機械的牽引をすることで69%の確率でModified Oswestry Disability Questionnaire(MDOQ)が50%以上良くなります.
介入内容は体重の30~40%での牽引を15分間、9日以内に3回実施します.
成功の定義としては能力障害を示すMDOQスコアが50%以上改善した場合としています.
以下の点に注意が必要だと思います
- 研究デザインはderivation study(モデル作成段階)なので内的妥当性が不十分
- 4つ当てはまった群の陽性尤度比が3.13–28.0とばらつきが大きい
- 腰痛発症期間が1週~19年と急性~慢性期まで大きく幅がある
- フォローアップが期間がないため短期的なアウトカムしか反映していなく
長期的な効果が不明
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