目的
頸椎を徒手的に牽引して頸椎神経の圧迫を取り除くことで痛みや
痺れなどの症状の緩和を検査します。
主には頚椎症性神経根症などを調べるために用いる検査です.
検査方法
- 患者は座位または背臥位となります
- 検査者は座位の場合であれば後方、背臥位であれば頭側に立ちます
- 患者の頸部をわずかに屈曲させた状態で約6kgの力で頸部を離開方向に牽引させます
陽性判定
痛みや痺れなどの症状が減少すれば陽性となります.
評価精度
感度 | 特異度 | 陽性尤度比 | 陰性尤度比 |
44% | 90% | 4.4 | 0.62 |
Wainner RSら2003より筆者作成
引用文献
- Wainner RS el .Reliability and Diagnostic Accuracy of the Clinical Examination and Patient Self-Report Measures for Cervical Radiculopathy . SPINE .2003
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