目的
前十字靭帯損傷を調べるために用いる検査です.
検査方法
- 患者は股関節45°屈曲、膝関節90°屈曲位の背臥位となります
- 検査者は母指を関節裂隙に置いて、大腿骨に対して下腿を前方に引き出します
陽性判定
左右比較して脛骨の前方移動が過剰であったり、
end feel の消失が認められた場合に陽性となります.
評価精度
感度 | 特異度 | 陽性尤度比 | 陰性尤度比 | |
急性 | 49% | 58% | 1.4 | 0.7 |
慢性 | 92% | 91% | 8.9 | 0.1 |
Benjaminse Aらより筆者作成
引用文献
- Benjaminse A el .Clinical Diagnosis of an Anterior Cruciate Ligament Rupture: A Meta-analysis.Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy . 2006
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