今回は非神経根性腰痛に対するスランプストレッチ併用による
効果を検証した論文を紹介しました.
結果としては
3週間のスランプストレッチ+腰椎モビライゼーション+スタビライゼーション
の併用により介入後、痛み、能力障害(ODI)ともに開始時より半分以上
スコアが改善することが示されました.
下肢痛や痺れがある患者に対して
体幹方向性による症状の変化が認められない患者に関しては
スランプストレッチが有効であることが報告されています.
今回の論文を通して、Slump test 陽性で下肢に放散痛を有する
患者には坐骨神経ストレッチであるスランプストレッチが
短期・中期的に有効であると思います.
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