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patellar Apprehension test(膝蓋骨アプレヘンション検査)

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patellar Apprehension test
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目的

膝蓋骨の不安定性や膝蓋大腿痛症候群(PFPS)を調べるために用いる検査です.

検査方法
  1. 患者は背臥位または長座位で膝関節を30°屈曲位にします
  2. 検査者は健側に立ち、両方の母指で膝蓋骨内側から外側に圧迫します
陽性判定

健側と比較して膝蓋骨の可動性が大きく、脱臼の恐怖感や
異常な大腿四頭筋の収縮が認められた場合に陽性となります.

評価精度
感度特異度陽性尤度陰性尤度比
15%89%1.360.96

Nunesら2013より筆者作成

引用文献
  • Nunes et al . Clinical test for diagnosis of patellofemoral pain syndrome: Systematic review with meta-analysis. Physical therapy in sport . 2013

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