目的
半月板損傷を調べるために用いる検査です
検査方法
- 患者は腹臥位となり、膝関節90°屈曲位になります
- 検査者は患側に立ち、足部を把持して上方に牽引しながら脛骨を内外旋させます
- 次に足部を把持して脛骨を内外旋しながら下方へ押しつけます
陽性判定
- 脛骨を圧縮することで痛みが誘発された場合に半月板損傷が疑われます
(外側半月板の場合は下腿内旋で痛み、内側半月板の場合は下腿外旋で痛み) - 脛骨を牽引することで痛みが誘発された場合は靱帯や関節包の損傷が疑われます
評価精度
感度 | 特異度 | 陽性尤度比 | 陰性尤度比 |
60% | 70% | 2 | 0.57 |
Hegedus EJらより筆者作成
引用文献
- Hegedus EJ el. Physical examination tests for assessing a torn meniscus in the knee: a systematic review with meta-analysis. Journal of Orthopaedic and Sports Physical Therapy.2007
コメント