目的
仙腸関節病変を調べるために用いる検査です.
検査方法
- 患者は背臥位となります
- 検査者は股関節を90°屈曲、わずかに内転させて、もう片方の手で仙骨に手を置きます
- 検査者は大腿骨を後方押して、仙骨に剪断力を加えます
陽性判定
仙腸関節に痛みが誘発された場合に陽性となります.
評価精度
感度 | 特異度 | 陽性尤度比 | 陰性尤度比 |
88% | 69% | 2.8 | 0.18 |
Laslettら2005より筆者作成
引用文献
- Laslett et al. Diagnosis of Sacroiliac Joint Pain: Validity of individual provocation tests and composites of tests. Manual Therapy .2005
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